会食しながらの通訳は気を使う
食べながら通訳するのって、本当に難しいです。
他の通訳さんはどのようにされているのでしょうか。
かのロシア語通訳、米原万里さんは大いに食べ
完璧に通訳されていたようですが
私はこの形式がとても苦手です。
できれば後ろで通訳に専念していたいです。
お箸をさっと口に運んだり、もぐもぐする
タイミングを見計らうのは難しいですし、
急に会話が始まって大急ぎで口の中のものを
飲み込むこともあります。
とはいえ、口数の少ない皆様だったら
一人で後ろに座っているのも間が悪く
一緒にテーブルを囲むことで
場が和やかになることもあります。
食べる余裕がなくて、気づいたら
デザートだったということの方が多いですが
もっとベテランになれば上手にできるのかな?
とはいえ、本当はお仕事の後に
一人で好きなものを好きなだけ食べるほうが
性に合っているんですけどね。
辛いもの好きはやきもち妬き?
ăn ớt nhiều hay ghen
直訳すると、
「唐辛子をたくさん食べるのはやきもち妬き」。
ベトナムでは、辛い物が好きな人は
やきもち妬きだと よく言われます。
そして実際、辛党な人も嫉妬深い人も(特に女性)、
実に多いように見受けられます。
勝手な感想だけど、特に南部の人は
明るくてオープンで熱い人が多いので、
私は密かに東洋のラテン系と呼んでいます。
そんな彼らがひとたび嫉妬に狂ったら
大変な修羅場となるようです。。
でも、心のうちをストレートに表現できる
彼らが羨ましくもありますね。
ちなみにベトナム料理は一部を除いて
そんなに辛くありません。
テーブルの上の調味料や唐辛子で
自分流にちょちょっと味付けして
食べれるので、日本人にも馴染みやすいですよね。